【マルヨシ通信No.87】
宝島社が出している2冊の本が話題になっています。アマゾンの書籍レビューでも4・1の好評価を得て9版の増版を重ねています。高齢者向けに人生の教則本となる様な気づきを与えてくれる点が支持されている様ですが、若い方が読まれてもなるほどと思わせる記述が随所にあります。
「60歳すぎたらやめて幸せになれる100のこと」と「60歳からはじめて人生が楽しくなる100のこと」の2冊です。何が参考になるかは人それぞれ感じ方が違うので代表的な項目を取り出す事は出来ませんが、世の中の常識の逆を行って「へーっ」と思わせる項目を取り出してみました。
中尾ミエさん(歌手・女優 76歳)の次の様な巻頭コメントから始まります。「興味あることは広く浅く楽しみますが、執着はしません。流れに逆らわず、軽やかに。お年寄りに明日はない! やりたいことは今すぐ始めなくちゃ」
中尾さんは今でもミュージカルの舞台に立ちトーク番組にも出演。孤独でいるよりスケジュール表が真っ黒に埋まっている方が心地良いと語っています。
中尾さんから離れて本誌には次の様な提言がありました。
人間ドッグや定期健診で体の粗探しをしてどうする。健康への執着を手放せば気持ちが楽になる。病院からもらった薬や定期購入のサプリメントを全部やめてみたらどうか?
極度に肥満の人以外は、高齢者は痩せることよりも、加齢による筋力低下に気を付けるべき。元気に食べてほどほどに運動する。これが一番です。
60歳すぎたら夫と妻で寝室を分けた方が良いです。熟睡出来るからです。
宮本信子さん(女優 76歳)の巻頭コメントは「どんなこともやってみなきゃはじまらない。だったらやってみるしかないじゃない」でした。同様に本誌の提言を拾ってみました。
持病、手術歴、服薬中の薬など命に関わる重要情報は「救急医療情報キット」として冷蔵庫のドアポケットに保管しておく。多くの自治体がそう定めている。
「最近の若い子は」と愚痴を言うのは老いた証拠。遠慮せず敬遠せず積極的に若い人と交流しようという気持ちを持つ事も重要
話をしていてストレスを感じる相手や意地悪な人とは挨拶程度に留める。笑顔の絶えない心のきれいな人とだけ付き合う様に
スマホやパソコンが発するブルーライトは神経を高揚させ寝つきを悪くさせる。寝つきが悪い人は本や新聞に換えた方が良い
世界最高齢プログラマーの若宮正子さん(87歳)は58歳の時に独学でパソコンを始め、今でもゲームアプリの開発にチャレンジしています。若宮さんほどではなくても、デジタルを使いこなせるかどうかは高齢者の残りの人生を豊かなものにするかどうか左右します。その準備はお早めに!
ページ作成日 2022-11-14
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