【マルヨシ通信No.88】
政府内閣府は6月13日に「男女平等参画白書」を公表しました。300ページ以上から成る超大作で、今回のテーマには「人生100年時代を迎えた日本社会の家族の変化と人生の多様化」を据えております。
全てをご紹介出来ませんので第二章「結婚と家族を取り巻く状況」につき意外性の高い事柄をご紹介させて頂きます。
男女共同参画局の調査によると男女(18~34歳)ともに「一生結婚するつもりはない」という比率が高まって来たという事です。
上に推移グラフを示しましたのでご覧頂きたいのですが、調査を始めた1982年では「結婚意思なし」と答えた人は男性が2.3%、女性が4.1%でした。
ところが約40年経過後の2021年の調査では「結婚意思なし」の男性は17.3% 同女性は14.6%に大きく上昇しています。 価値観の多様化でしょうが、少子化は益々進むことになります。
同白書はデート経験のあるなしの調査もしています。20代の4割がデート経験なしという結果は驚きです。
積極的に結婚したいと思わない理由について、調査対象となった独身の男女(20~39歳)は次の様な理由を述べています。いずれも4割以上の賛同を得た理由です。
◇仕事が不安定で結婚生活を送る経済力がない
◇結婚したいほど好きな人に巡り合っていない
◇結婚に縛られずに自由でいたい
男女共に「結婚したいほど好きな人に巡り合っていない」という理由が結婚するつもりはないという判断に結び付いていますが、同白書では結婚相手を選ぶ際、何を求め、重視するかを尋ねています。主な回答が下記の3つです。
人柄・相性
相手の人柄や相性の良さを感じる事が出来なければ結婚しようと思わないのは昔も今も変わらないという事で安心しました。
経済力
大きく変化したのは男性が女性に求める条件として経済力が上がって来ました。1992年の調査では男性が女性に求める条件として経済力は26.7%でしたが、今回は48.2%に上昇しました。共働き社会化を表す数値です。
家事・育児
男性が女性に経済力を求めるなら、女性は男性の家事育児についての能力や協力姿勢を重視します。 1997年の調査では43.6%でしたが、今回は70.2%に上昇しました。共働きが増え、夫は妻の稼ぎを当てにする代わりに妻は夫の家事育児能力や協力姿勢を重視するのは当然でしょう。
婚活情報サイトハッピーライフによれば婚活中の男性に人気No.1の女性の職業は看護士さんとの事。「優しそうというほかに一生食べて行ける職業だから」という理由だそうです。
ページ作成日 2022-11-29
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