【マルヨシ通信No.97】
前号で「日本は金持ち益々富む国に」と言う記事を書かせて頂きましたが、お金持ちの習慣や生活実態を著した面白い本を見つけましたの でご紹介させて下さい。東京国税局の元調査官小林義崇氏がお金持ちの共通項29をまとめた「あなたの隣の億万長者」という本です。「なるほど」と思わせる気づきが幾つかありお金持ちの生活実態を垣間見る事が出来ました。富裕層の定義は1億円以上の純金融資産保有者との事です。
➀富裕層は質素に暮らしている
富裕層はお金を稼ぐと同時にお金を守る事にも力を入れなくてはいけないと考えているから無駄な出費は控えます。富裕層はお金をかけるべき物事の優先順位をしっかり決めて効率の悪い支出は減らして行く習慣を堅持。お金持ちだからと言って毎日贅沢な食事をして、湯水の様にお金を使うとどこかでバランスを崩すと考えています。著者が富裕層の調査に入った経験でも意外にもブランド品に溢れているという状況はなかったとの事です。
②富裕層は株に投資している
銀行の預け入れ金利はメガバンクの5年定期で0.01% ネット銀行でも0.25%と超低金利。株は色々な銘柄があるが配当利回りは平均1.69%と言われている。その差170倍。今の日本なら資産は株や不動産に変えてお金に働いて貰う方が得と考えている富裕層が多い。
③富裕層は敢えて借金して不動産を買う
富裕層は消費する為ではなくお金を生み出す為に借金をして不動産を買います。不動産は他のビジネスと比べても浮き沈みは少なくリスクも少ないからです。所得上限2千万円の条件はありますが、自宅なら住宅ローン残高に対して0.7%の控除もあります。
④富裕層は賃貸でなく持ち家に住む
上のグラフをご覧下さい。所得が増えるごとに持ち家率が上がって行きます。それもそのはず、貸す側の大家さんが手にする賃貸利回りは5~6%です。一方、不動産担保ローンは2%以下です。個人の住宅ローンなら0.5%前後です。富裕層は借入金利と賃貸利回りの金利ギャップを比較します。その結果、自分の住居を賃借で確保しようとは思いません。借りる側より貸す側になるというのが富裕層の共通項です。
⑤富裕層は仕事が一番の趣味
富裕層は仕事はお金を稼ぐ為にするものではないと考えています。富裕層にとって仕事は自分の創意工夫によって他人に影響を与えたり、喜ばせる事が出来る唯一無二の物と考えます。収入を得る事も目指していますが、同時に自己表現が出来、一生飽きない非常に面白い刺激的なゲームだと思っています。仕事は時にヒリヒリすることもありますが、きつい労働や苦役とは考えません。
⑥富裕層は子供の教育にお金をかける
富裕層は高学歴で様々な資格を持ち、頭が良く一流の学窓の人脈を持てば資本主義社会において生き易くなる事を知っています。子供や孫に財産を相続させて多額の相続税を払うより教育費を惜しまず、海外留学もさせて英語を学ばせる方が気の利いた投資になると考えます。
ページ作成日 2023-07-28
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