【マルヨシ通信No.98】
過去33年間で患者数が5倍の年間120万人以上に増えた成人病は何でしょうか? 中高年男性を悩ませる「痛風」です。足の親指の付け根などが「風が吹いても痛い、靴下も履けないほど痛い」という病名の由来も症状も分かり易い病気です。全国には予備軍を含めると痛風のリスクを抱えた高尿酸血症の推定患者数は1千万人もいると言われており、成人男性の4~5人に1人という高率になっています。
別名「ぜいたく病」などと揶揄されて、軽んじてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、高尿酸血症は痛風だけではなくメタボ(肥満)にもなるので糖尿病、腎臓病、心臓血管障害のリスクを高める事になります。尿酸値はメタボの進行を示す測定値の様なものです。尿酸値7.0mg/dlを超えると高尿酸血症が疑われるので定期的にご自身の尿酸値を把握しておいた方が良いと言われております。
尿酸が血中で多くなると関節内で結晶化し、炎症を起こして痛風になります。女性はホルモン分泌により罹患率は少ないと言われています。
痛風発作を抑えたり予防したりする治療としては投薬がありますが、投薬はお医者様の領域なので本紙では触れません。一方、日本生活習慣病予防協会は通常の生活の中で痛風にならない様に する為に下記の助言をしております。
➀プリン体が多い食事を控えよ(例:レバー類、マグロ、カツオ、海老、イカ、鮭、イワシ、白子、果糖ジュース)
②牛乳やヨーグルト等の乳製品はお勧め→乳製品はプリン体が少なく含有のカゼインが尿酸の排出を促すのでお勧め
③ビールの摂取はほどほどに→アルコールの過剰摂取は控えよ。特にビールのプリン体の含有量は500ml缶で44.3mgとウイスキーの約50倍もある
④水分をたっぷりとって尿酸を尿から排出しやすくせよ。(夏は水分放出で血液濃度が上がるので尿酸値は高くなる)
⑤ウォーキング等有酸素運動を心がけよ。逆に激しい運動は尿酸値を上げる
ページ作成日 2023-09-24
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