【マルヨシ通信No.100】
今、世の中で注目度No.1の人と言えば岸田首相や孫正義さんではなく、間違いなく米大リーグ野球選手の大谷翔平さんではないでしょうか?160kmの剛速球を投げながら本塁打王も獲得するという成績で米メディアも地球上でNo.1の野球選手だと賛辞を送っています。
一方、野球から離れて大谷選手のコミュニケーション能力の高さを絶賛する声が上がっています。理由は要点を簡潔に分かり易く多少のユーモアや比喩を交えて話す点が活字にしやすく、ネットに載せやすいとの事です。また、必ず質問者の目を見て丁寧に受け答えする所作が身に付いており、スーパースターがこんなにも礼儀正しく応じてくれたというだけでその記者は即刻大谷ファンになるそうです。
今年3月の世界野球大会(=WBC)決勝のアメリカ戦の試合直前の緊張感高まる中、大谷選手が皆の前で伝えた「憧れるのは止めましょう」という名言は今年の流行語大賞に選出されるのではないでしょうか? この名言が凄いのはマイク・トラウト、ゴールド・シュミット、ムーキー・ベッツという超スーパースターの個人名を次々と出して憧れるのは止めましょうと発言した事です。
結果として米国チームは日本に敗れましたが、名前が挙がった当人達は後でその動画を見て大谷選手からの大いなるリスペクトに体が震えるほど感激したそうです。
実は2006年に日本が優勝した第一回大会でチームのリーダー格だったイチロー選手から発せられた言葉と雰囲気が似ていたそうです。イチロー選手は「胸を張って大リーガー達に臆する事なく戦おう」と他の選手を鼓舞しました。イチロー選手と大谷選手の言っている内容はほとんど同じですが、メジャーリーガーの個人名を出したところに大谷選手の非凡なコミュニケーション能力のセンスが光ります。
試合直前の緊張感の中での発言なので、対戦相手のスーパースターが後で動画を見て感激してくれるだろうという打算など一切なくごく自然に自分の感情から出ている言葉でした。米メディアも試合後すぐに英訳して動画で世界中に流しました。米国を応援する米国人ファンからも「この男は野球の神様だ」「史上最も礼儀正しい鼓舞スピーチ」といった感服の声が寄せられました。
上の図は大谷選手が花巻東高校の時に書いていた目標・目的シートです。(弊誌74号でも掲載)
真ん中の8球団からドラフト1位を獲得するという目標の為に8つの努力を続けようというモノですが、左下に「人間性」「運」という日常生活に関わる項目があります。
人間性を高める為には「感性」「愛される人間」「計画性」「感謝」「継続力」「信頼される人間」「礼儀」「思いやり」と更に8つの努力があります。人間性を向上させる為に感性を磨くという事を高校生の時に既に努力目標にしていたのは驚くばかりです。大谷選手は右肘の靭帯を痛め二度目の手術を行いましたが「二刀流を止めるつもりは全くない。人のやった事のない前人未到の道を究めたい」という姿に多くの人が感動しエールを送るのを止めません。
ページ作成日 2023-10-29
センチュリー21マルヨシでは単身やご家族で住める越谷エリアの賃貸物件を中心にご紹介しております。また地域に密着してから35年以上の歴史を誇る当社では、オーナー様から賃貸管理を任せて頂いている物件も豊富にございます。不動産のお取引が初めての方にも越谷エリアに精通したスタッフが丁寧にご対応させて頂きますのでどうぞお気軽にご相談ください。