【マルヨシ通信No.100】
出典:帝国データバンク
帝国データバンクの調べでは従業員採用難等により人手を確保できず、業績が悪化した事が原因となって倒産した「人手不足倒産」が、2023年上半期(1~6月)に累計110件発生しました。2013年に統計を始めて以来最多となっています。ポストコロナに向け「さあこれから」と考えている企業の腰を折る様な形です。理由は毎年60~70万人の人口減と低賃金、劣悪な労働環境を改善できない企業から人が離れて行く状況が考えられます。
下記のリクルートワークス研究所が作成した「2040年の未来予測・業種別の不足数」をご覧下さい。多くの業種で不足しますが、ひっ迫度合いで言いますと輸送・運搬のドライバーが100万人、建設現場作業員が66万人、介護サービスが58万人、保険医療専門職が82万人などの不足数を上げています。また、この表に出ておりませんが業種横断職種として「システムエンジニア」は現在60万人不足が2040年には100万人を超えるだろうと言われています。
60万人不足が2040年には100万人を超えるだろうと言われています。この人出不足を解消する為には外国人労働者や移民の導入も考えられますが、円安、賃金安の状況では米国どころか中国、台湾、韓国、豪州にも呼び寄せ条件で負けてしまっています。この様な状況の中で企業はITやロボットを使って、人間の仕事を一部でも機械に置き換えようと必死の努力をしておりますので幾つかの例をご紹介させて頂きます。
配膳ロボット 1台で2人分の配膳作業 <NECプラットフォームズ>
カレーライスのレトルト湯煎とサラダ取り出し・配膳完全無人 <川崎重工>
大型長距離トラックを先頭車両だけ有人にして運転。 <ソフトバンなど>
自動運転配送ロボット <京セラ>
人・モノの無人運転イーパレット 東京パラリンピックで試験運行 <トヨタ自動車>
山間部の住人に出来立ての牛丼をドローンで届ける <吉野家>
鉄筋結束作業は過酷。8割をロボットに代替可能。<建ロボテック>
重量物の自動運搬ロボット <建ロボテック>
最後に人出不足問題で深刻なのが公立教員志願者数が毎年減少している事です。埼玉県は前年比▲4.5%、350人も減っています
ページ作成日 2023-11-07
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