【マルヨシ通信No.101】
人生を快適に生きて行く為に放っておく事も必要という趣旨の本です。禅僧の著者が著しているので難解で宗教臭が強ければご紹介は止めておこうと思って読みましたが、お薦めの本になりました。文章は簡潔で分かり易いので手元に置いて、落ち込んだ時にスキマ時間でサッと読み返してみたくなる本です。見開きの2ページで1項目ずつ書かれており。各章の表題は次の通りです。
1章 むやみに関わらない ➡ 人間関係はもっとドライでいい
2章 いちいち気にしない ➡不安・焦り・怒りの手放し方
3章 やたら反応しない ➡ 心をすり減らさない練習
4章 無駄に疲れない ➡ 自分で自分を苦しめない
5章 無理に白黒つけない ➡人生を快適に生きるヒント
「そういう考えもあるのか」とお役に立ちそうなヒントをご紹介させて頂きます。
①どうにもならない事や悔やんでも仕方ない事を悩んでも無駄。放っておいてむやみに反応しない事も大事。放っておくと言うと「無責任」を連想して悪いイメージに思うかも知れない。然し、この目まぐるしく変化して行く現代社会で、その都度落ち込んでいたら心身ともに確実に蝕まれる。思う様にならない事なんて山ほどあると発想転換して人生を前向きに、快適に過ごす事を考えるべき
②家族や職場の友人に自分の事を100%理解して欲しいと思ってもそれは無理。3~4割でも理解して貰えれば十分。例え家族でも理解できない所は放っておけばよい。
③将来のことについてどちらが正解かなど誰にも分からない。自分の決めた選択肢の中で精一杯成功をもぎ取ろうとすればよい
④やるだけやって後は天に任せるという姿勢で良い。ダメだったら「ご縁がなかった」と諦めれば良い。人生で起こる事の全てはご縁によって導かれていると思う事が大切。
枡野俊明(ますの・しゅんみょう)70歳、神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職(禅僧)、庭園デザイナー、多摩美大環境デザイン学科教授。2006年「ニューズウィーク」誌日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出された。
ページ作成日 2023-12-19
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