【マルヨシ通信No.104】
新刊本の紹介は何度か行って参りましたが、今回は12年前に発刊された旧刊本の紹介です。上野千鶴子さんが書かれた「おひとりさまの老後」と言う著書で、おひとりさまシリーズ累計で130万冊売れた隠れたロングセラー本です。
上野さんの簡単な紹介は下記に載せましたが、今でも文京区本郷と長野県八ヶ岳の別荘を颯爽とBMW車で往き来するアクティブな人生を送っていらっしゃいます。高齢の独り身の女性がどうしたら幸せな余生を過ごす事が出来るか上野さんなりの考えを幾つか抜き出してみました。
【上野千鶴子】75歳 日本のフェミニスト・社会学者。富山県出身。京都大学哲学科卒。米国、ドイツで客員教授。専門はジェンダー論、女性学、家族社会学。自身は3年前にご主人を失くした結婚生活経験者
(1)実際に自分で暮らしてみて感じるが、おひとりさまが住むには複数の部屋がある広い家より6畳の寝室プラスちょっと広めのリビングダイニングが一番住み易い。家具は最小限にして家の中をぶつからずに歩ける様にした方が良い。
(2)家族はやがて去る。その後に残るのは友人たちである。メンテナンスのいらないのが本当の友人と言う人もいるがこれは完全な間違い。家族同様、友人も時々会うとか常日頃のメンテナンスが必要だ。
(3)話題豊富で話が面白い人は、最初は一緒に居て楽しいかもしれない。然し、長続きするのは「一緒に居てキモチが良い人」である。穏やかに笑顔で他人の話を良く聴いてくれ、相槌を打って反応してくれる人がキモチが良い人である。
(4)パソコンやスマホは高齢者こそ必須ツールだ。外出や移動がままならなくてもパソコンがあれば必要な情報を手軽に入手出来世界がぐんと広がる。電話と違いパソコンでのメールなら24時間いつ送信しても相手の行動を邪魔することはない。
(5)「ひとりでいること」を寂しい (ロンリー)と思わず、自由を謳歌でき「心地よい」と思う意識に持って行く事が大事
(6)おひとりさまの死に方5ヵ条
(その1)死んだら時間をおかずに発見される様に密でマメなコンタクトを取れる人間関係を作っておく事
(その2)遺したら残された人が困る様なモノは早めに処分しておく事
(その5)死後お世話になりそうな人には経費と謝礼を用意しておく事
ページ作成日 2024-04-27
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