【マルヨシ通信No.102】
シンガーソングライタ―の谷村新司さんが10月4日にお亡くなりになりました。享年74才でした。沢山の楽曲を世に送り出しましたが海外に住んでいる日本人に多く支持されている曲が「♪いい日旅立ち」と言う名曲です。歌詞の中の「日本のどこかに私を待ってる人がいる」というフレーズがジーンと来る様です。日本の静かで平和な里山の情景が浮かぶからです。
さて、皆様は今アメリカで富裕層の大移動が起きている事をご存じですか?2017年にトヨタがカルフォルニアからテキサスに本社を移しましたが、昨年はテスラやオラクルなどテック企業もシリコンバレーからテキサスに移転しております。その理由として法人税や生活コストが安いという理由もありましたが、カルフォルニア州を支配する民主党が次第に極左の方向に向かって行く事に嫌気をさしたからではないかという分析もあります。
きっかけを作ったのは2014年に同州議会で可決成立した提案47安全な近隣と学校法「 Safe Neighborhoods and Schools Act」です。内容は950ドル(=14万円)を超えない 万引き 盗難 詐欺 小切手偽造 並びにほとんどの違法薬物の自己使用は微罪とし、警察は捜査や逮捕しない事を決めました。要は950ドルを超えなければ犯罪にならないという法律です。民主党のリベラル派が標榜するのは弱者に優しく自由を謳歌しようというモノですが、結局商業施設の店舗はまともに営業が出来ず廃業に追い込まれ、街には浮浪者が溢れます。
米国薬物起因の死者数(出典:米国疾病対策センター統計)
特にフェンタニルという合成麻薬が蔓延しておりサンフランシスコはゾンビタウン(生ける屍の街)化していると言われています。先述の様にこの麻薬の使用は合法ですので警察の取り締まりは行われず街は益々退廃して行きます。程度はそれぞれ違いますが同じ様な事はロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィアなど全米の大都会で起きています。我々日本人に薬物は馴染みがないので種類別特徴や国別の生涯経験率を一覧表にしてみました。
この表を見ると米、仏共に半数近い大麻経験者がおります。オバマ元大統領も大麻の吸引経験があると告白しており、好奇心で吸っている人たちには罪の意識がないのかも知れません。米国は世界一の経済大国であり昨年の一人当たりのGDP(国内総生産)は日本の2倍以上あります。然し、日本は経済一辺倒で突き進むと瓦解に向かう恐れのある米国を反面教師として、平和で穏やかな里山の国を守るべきではないでしょうか?
ページ作成日 2024-01-06
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