【マルヨシ通信No.104】
コロナが終息に向かい、円安の恩恵もあって昨年の訪日外国人数は2500万人を超えました。コロナ前の2019年には3200万人を記録しておりますので、コロナ前の水準には戻って来ていないのですが、中国からの訪日客が約700万人減少しておりますので中国要因を除けばインバウンド景気は復活しつつあると言えます。
訪日外国人が口を揃えて発するコメントが「日本には彼らの文化や習慣と180度真逆にあるモノが幾つかある。その発見がエキサイティングで魅了される」との事です。今号ではSNS上で展開されている訪日客のコメントから投稿数が多かった5点を紹介させて頂きます。日本人の当たり前が外国人には初体験で驚きに変わっています。
(1)裸の付き合い… 写真は青森県酸ヶ湯の千人風呂です。本当に千人同時に入れるようです。これは極端な例ですが、一般的に海外では他人同士素っ裸で温泉や銭湯に入る習慣はありません。白人、中国人、東南アジア人いずれもが大浴場に入る際は水着で入るようです。
JR東が制作した酸ヶ湯千人風呂ポスター。混浴で話題に
日本人は「裸の付き合い」と言う言葉を聴くと、嘘や偽りの無い親密な関係を築く事が出来るという精神的な意味合いも含まれ好意的に捉えられています。逆に、水着を着て湯に浸かるというのは疎遠な印象を持ってしまいます。
(2)学童の電車通学…日本は世界治安度ランキング(Global Peace Index2023)で9位だそうです。上位はアイスランドやデンマークという人口の少ない国ですので、1億人の以上の人口を持つ国の中では断トツに治安が良い事になります。その一つの例として良く採り上げられるのが、小学校低学年の学童が電車に乗って通学している姿です。多くの外国人がこの光景を見て驚嘆するようです。ほとんどの国で幼い学童の通学はスクールバスか親の運転する車の送り迎えに頼っているからです。
(3) トイレのきれいさ…日本を訪れる外国人のほぼ全ての人が日本のトイレを褒めます。キレイで清潔でウォシュレットや音消し装置など細かい気配りも出来ているからです。欧米では犯罪の温床になり易いという理由で公衆トイレが多く設けられておりません。ニューヨークでもロンドンでも観光をすると土産物屋や昼食を摂るレストランのトイレを使わせて貰う事になるので我慢を強いられゆったり観光出来ません。それに比べると日本のトイレ事情は天国です。
東京駅大丸12F天空のトイレ 気持ち良さそう
(4) 屋外の自動販売機…治安の良いと言われているシンガポールでさえ屋外に設置された自動販売機はありません。バール一つで破壊され現金を強奪されるからです。訪日外国人が驚くのが建物内だけでなく屋外に設置されている自販機の多さと販売されている飲料の種類の多さです。加えて、一つの販売機がホットもアイスも両方対応出来るのも驚きです。
(5) ポケットティッシュ無料配布…最近はポケットティッシュの無料配布は少なくなった様ですが、無料でモノを配るという行為について訪日客は驚き、感激するようです。海外で無料でモノを配るという光景はまずありません。この無料のティッシュですが貰おうとする人は半分くらいの様です。貰いたがらない人がいるというのも驚きかも知れません。
ページ作成日 2024-03-03
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