【マルヨシ通信No.105】
皆様もお気づきになっていらっしゃると思いますが、最近パソコンを開く度に「カードの期限が切れているので即刻ID・ パスワードを打ち込んで更新の手続きをして下さい」と言う様なメールが増えております。ほとんどの場合フィッシング詐欺ですので、無視して下さい。下のグラフをご覧下さい。
フィッシング詐欺の報告件数は17年には約6千件でしたが7年後の23年には2百倍の約120万件に急増しました。件数が2020年以降急増したのはコロナの影響により自粛期間中に通販やウーバーイーツなどの決済頻度が増え知能犯がそこに目を付けて来たと思われます。フィッシング詐欺とは魚釣り(=Fishing)の様に釣り糸を垂れて獲物を仕留める詐欺の手口です。
使う道具は釣り糸ではなくインターネットという事になります。獲物は我々の様なネットユーザーです。フィッシング詐欺に遭うと、クレジットカード、マイナンバーカード、銀行口座などの重要な個人情報を盗まれ挙句の果ててにクレジットカードを不正使用されて身に覚えのない高額請求をされる被害を受けたりします。今号では、フィッシング詐欺の手口や事例、被害に遭わないようにする為の対策について解説致します。
①「E-メール」
銀行やクレジットカード会社、上場会社の名を騙ったメールを送り、本物と同じ様なサイトに誘導します。フィッシング詐欺で使われる最多ブランドは「アマゾン」で全体の4割強を占めています。
他に「ETC利用照会サービス」「セゾンカード」「イオン」「ドコモなどの通信会社」「JAL」「国税庁」「NHK」「Apple」「楽天市場」「三井住友カード」など信用力抜群のなりすまし送信元が幾つかあります。
本物か偽物かを判別する際にこういう送信元からメールが来ていたら、先ず偽メールだと疑ってかかって良いと思います。理由は本物の送信元はお客様との交信をE-メールを使って行いません。自社のサイトにログインして頂きセキュリティを確かにして交信をします。
②「宅配業者からの不在通知SMS」
定番のメッセージが上記の通り。早く荷物を受け取ろうとURLを開いて個人情報などを打ち込むと詐欺犯の思うツボ。業者名も書かれていません。通常、ヤマトでも佐川でも荷物を早く正確に届けたいので受取人に直接電話をして来ます。URLも怪しそう。
実際にSMSで受信したメッセージ
③「端末のウイルス感染」
ネットサーフィン中突然パソコン画面に「ウイルスが侵入したので急いでこの電話番号にかけて下さい」といった偽警告メッセージ、警告音が発せられる事があります。平常心を失わせ、電話をかけさせ、高額なウイルス除去費用をカード決済させる目的です。
悪質なのは電話の相手先として画面上に「マイクロソフト・サポートセンター 電話番号○○○」と表示して本物の様に装います。実際のところウイルスにかかっているというのは嘘です。最後はPCの電源を抜いて無視して下さい。
④「異常に安価商品」
相場より異常に安いフェイク商品や盗品を販売し、クレジットカード情報を入力させるパターンもあります。
ページ作成日 2024-05-20
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